時価会計基準見直しの噂で大きく円売り=FXオンライン
5日は円が主要通貨に対して大きく売られた。日本時間の0時頃より米国株式市場が金融機関を中心に大きく買われた動きを受けて、この数カ月の巻き戻しが出ている。ドル円にだけでなくクロス円にも強い買いが持ち込まれ、ポンド円は東京時間の129円台から一気に135円台まで付けた。
昨日のECB、BOEの政策金利発表は市場の予想通り。ECBは2%で据え置き、BOEは50ベーシスの利下げで過去最低水準となる1%まで引き下げた。ただしトリシェECB総裁が今後の利下げを強く示唆したこと、逆にBOEはしばらく金利を据え置きのではないかとの見方からユーロポンドは売られた。
米国株式市場は時価会計基準の見直しが行われるという噂が流れ、金融機関が大きく買われた。またゴールドマンサックス、モルガンスタンレーが公的資金の早期返済を言明したことで安心感が広まっている。ガイトナー財務長官は銀行救済策について週明け9日に公表する予定となっている。
本日は22時30分に米雇用統計が発表される。市場予想は54万人の減少となっている。昨日の新規失業保険申請件数が予想よりも悪かったため、警戒して臨みたい。
またバンカメの株価が公的管理下に置かれるとの懸念からさえない。バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の動向はリスクを再認識させるのに十分であると思われるため、注意していきたい。(提供:水野浩一郎氏・FXオンライン)
